WordPressの基本的な設定の中で、少々悩ましいのが「メディア」の設定。
いろんな意見があって、どう設定したらよいのか迷うところ。
最終的には、サイトの環境によるが。
どんなふうに悩ましいのかも含めて、メディアの設定についてお話する。
メディア設定のメディアとは
本来、メディアは
主に「情報伝達を媒介する手段」あるいは「情報伝達の媒介者」という意味合いで用いられる語である。単に「メディア」とだけ呼ぶ場合は「マスメディア」の意味で用いられている場合が比較的多い。-ByWeblio 辞書
という事なのだが、WordPressのメディア設定の「メディア」は、WordPressにアップロードする画像のことを言う。
メディア設定の意義
WordPressのメディア設定では
の設定をする。
WordPressのメディアの仕様
WordPressは、アップロードした1つの画像からさらに3つの画像を作り出す。
合計すると「4つ画像がある」という状態になる。
それぞれ用途に合わせ、記事の投稿画面から指定できる。
なぜ4つの画像が作られる?
1つの画像から4つ画像ができる理由としては、大きな画像だと、インターネット上に記事を上げたときに、画像の読み込みに時間がかかるから。
問題点
4つの画像ファイルが保存されるということは、それだけサーバー容量を消費する。
例えば、AMPで推奨されている画像は幅1200以上、アスペクト比が 16×9、4×3、1×1 の高解像度画像(800,000 ピクセル以上の画像)。
幅ギリギリ1200画像なら高さは675以上必要になる。
これで解像度は810,000ピクルス。
白紙の画像でPNGで同サイズの画像が3.75KB。
さらに3つの画像が生成されて、計4つの画像ができた場合、合計で6.77KBになる。
白紙の画像をアップロードすることはないだろうから、実際には、もっと大きな画像容量になるはず。
テーマによっては、サムネイル表示やモバイル表示の場合も、元画像を自動的に調整して表示してくれるものもあり、4つも画像を使うことはほとんどない。
また、WordPressが生成する画像以外にも、テーマによっては他のサイズの画像を作る場合もある。
できれば、必要のない画像は作り出したくない。
サーバー容量とテーマ次第
容量が大きなサーバーを利用している人は、4つの画像を保存しておいても良いだろう。
ただ、サーバー容量があまり大きくない人は、生成する画像を絞ったほうが良いかも。
また、サーバー容量に限らず、大の画像を生成する場合は、サイトのメインカラムに収まるサイズを指定しないと、わざわざ元画像より小さい画像を作る意味がない。
メディアの設定方法
1.〔ダッシュボード〕の〔設定〕⇒〔メディア設定〕を押す。
2.画像サイズの設定をする。
幅・高さとも数値を「0」にすると、制限がなくなる。
「大サイズ」の設定をするときは、メインカラムの幅に合わせる。
ちなみに、うちはすべて「0」で設定している。
3.画像をフォルダ分けするかどうかを設定する。
画像の枚数が増えていく予定がある人は「アップロードしたファイルを年月ベースのフォルダーに整理」にチェックを入た方が、後々Backupが楽かもしれない。
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