いらなくなった画像を削除するプラグインがWordPressにはたくさんあるが、実際使ってみると「これは求めていたのじゃない」と思うことがしばしばある。
どのプラグインが画像整理に役に立つのか?
「Force Regenerate Thumbnails」「Regenerate Thumbnails」「reGenerate Thumbnails Advanced」「Media Cleaner」と使ってみて、一寸思ったことを書いてみよう。
削除してよい大きさの画像と削除してはいけない大きさの画像
WordPressに画像をアップロードすると、いろいろなサイズの画像が生成される。
「いらないんじゃないのかな?」
と思うようなものも多いし、昔設定していたメディアサイズで作られた画像などは「もう使わない。」と思うものも多い。
たくさんある画像の中で、削除してよい画像ファイルって、どんなもの?
逆に削除してはまずいサイズの画像ってどんなサイズ何だろう。
メディア設定で指定できない大きさでも削除するとまずいものもある
メディア設定で指定できるのは「小」「中」「大」。
記事の投稿画面で指定できる大きさは「フルサイズ(アップロードした画像サイズ)」「小」「中」「大」。
だが、メディア設定で設定できず、記事の投稿画面でも指定できないが、必要のある画像サイズというものもある。
例えば、WordPressのテーマで独自に利用している画像サイズというのがあるそうで、そういった画像サイズのものは削除するとテーマ自体が壊れてしまう。

「テーマで独自に利用している画像サイズ」といわれても、どれがそのサイズなのかわからないよ。
また、WordPress 4.4以降で追加された「medium_large」サイズは、メディア設定からは設定できないが、モバイルやタブレットなどのデバイスでの表示性能を向上させるために必要なサイズ。
「medium_large」サイズを無効にすると、一部のデバイスでの読み込み速度が低下する可能性があるらしい。
という訳で、WordPressの構成とテーマの構成をよくわかってる人ならPHPを書き換えてもよいが、よくわかっていない人はPHPとかを書き換えて画像サイズを制限すると、テーマそのものが十分に機能しなくなる可能性もある。
WordPressのデフォルトの画像サイズ設定 |
|
full フルサイズ |
オリジナルの画像サイズ |
thumbnail(小) サムネイル |
150 × 150(メディア設定で設定できる) |
medium 中サイズ |
300 × 300(メディア設定で設定できる) |
large 大サイズ |
1024 × 1024(メディア設定で設定できる) |
medium_large ミディアムラージ |
768 × 0 |
名称なし (WordPress 5.3から生成) |
1536 × 1536 |
名称なし (WordPress 5.3から生成) |
2048 × 2048 |
image-scaled 2561px以上の画像の場合 |
2560px |
削除してよい画像ファイルのサイズは?
では、削除してよい画像は何?
となると、
「昔、メディア設定で作った小・中・大の画像で今は使っていないもの」
ということになる。

昔設定した画像サイズなんて覚えてないやい!。
Media Cleanerだとカテゴリーページのアイキャッチ画像が不要画像候補に挙がる
不要な画像を削除するとプラグインとして有名な「Media Cleaner」でスキャンすると、不要な画像の候補が表示されるが、それを見てみると、カテゴリーページなどでアイキャッチ画像として登録したものだったりする。
さすがに記事投稿ページのアイキャッチ画像は削除候補には上がらないが…。
いちいち、確認するのもだいぶ大変。
画像サイズごとに削除候補として挙がってくるわけでもなく、アップロードしたオリジナルの画像ファイルが不要な画像候補として挙がってくるので、特定サイズの画像だけ削除するという訳にもいかない。
サムネイルを再生するプラグイン
過去にWordPressにアップロードした画像を現在のメディア設定のサイズに合わせて作りなおすプラグイン「Regenerate Thumbnails」「reGenerate Thumbnails Advanced」。
「Regenerate Thumbnails」は、新しいサイズの画像を作ることに特化したプラグイン。
「reGenerate Thumbnails Advanced」は、新しいサイズの画像を作るが古い設定で作られた画像はユーザー登録しないと削除ができない。
さて、どうしたものか?
「Force Regenerate Thumbnails」はテーマに必要なサイズの画像と新しいメディア設定で設定した画像を作り、不必要とみなした画像を削除する。
ちなみに、「Force Regenerate Thumbnails」はオリジナル画像や投稿記事内などでカスタムで指定した画像は削除しない。
新しくメディア設定で指定した画像と同じサイズの画像が記事内に挿入していた場合は、こちらもそのまま表示される(ファイルの置き換えがされているのかは不明だが)。
難があるとすれば、新しいメディア設定で0×0に指定した画像が、過去記事内に挿入されていた場合だが、この場合は、画像自体がなくなってしまうので、たぶん表示されなくなってしまう。

家の場合はオリジナルのままのフルサイズかメディア設定で「大」にした画像しか記事内に挿入されていないと思うので(記憶が定かでないけど)まあ問題ないと思う。
リンク切れを知らせてくれるプラグイン「LinkChecker」も入っているので、まあ、がぞうりんk

人とかサイト環境とかによるんだろうけど、「Force Regenerate Thumbnails」が一番目的に合っていた。
という事なんですね。

リンク切れがいっぱい出たらどうしよう。
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