WordPressのパーマリンクを途中で変えるとGoogle Search Consoleで「ページにリダイレクトがあります。これらのページはインデックス登録されていないか、Google で配信されません」という警告表示がいつまでも出続ける。
これがSEO的に悪いのかどうかはわからないが、気持ちのいいものではないと思う。
ページがインデックスに登録されなかった理由がリダイレクト?
はじめ、Google Search Consoleでインデックス登録されない理由の中で、「ページにリダイレクトがあります」に該当するページがこんなにあるのか理解できなかった。
そもそも、今のサイトのページ数と同じくらい「ページにリダイレクトがあります」というページがある。
そして、同じくらいの数インデックス登録済みのページがある。
もちろん、リダイレクト設定をした覚えもない。
一体どういうことなのか、数日考えた。
インデックス登録できたページと比べてみると
Google Search Consoleの「インデックス登録できたページ」と「ページにリダイレクトがあります」のページを比べてみると、なんと、同じページがある。
でも、よくよく見たら、一寸だけパーマリンクの末尾が違っていた。
飛んでいくページは同じページなので、どうも過去にパーマリンクの設定を変えた時のURLのようだ。
WordPressの自動リダイレクト機能
WordPressには、「自動的にリダイレクトする」機能があるらしい。
この自動リダイレクトが機能するのは、パーマリンクを書き換えた時。
パーマリンク設定を変更したときに、以前のパーマリンク(ページアドレス)から、新しいパーマリンクへ自動でリダイレクトしてくれる。
というありがたい機能があるそうだ。
このありがたい機能、時間が経っても永遠に機能し続ける。
302リダイレクトみたいなものだ。
で結果として、Google Search Consoleに「ページにリダイレクトがあります。これらのページはインデックス登録されていないか、Google で配信されません」という警告表示のページがたくさん表示される。
SEO的には問題ないのかもしれないが
前のページアドレスなので、インデックス登録されなくても問題ないのかもしれない。
でも、気持ちの良いものではない。
中には、リダイレクトが多いサイトはアクセスが減る。
と言っている人もいる。
WordPressの自動リダイレクト機能を止めないと根本的な解決にならない
で、WordPressの自動リダイレクト機能が原因の
「ページにリダイレクトがあります。これらのページはインデックス登録されていないか、Google で配信されません」
Google Search Console側でどんなに捜査しても減ることはない。
根本的なWordPressの自動リダイレクト機能を止めないと、いつまでも「ページにリダイレクトがあります。これらのページはインデックス登録されていないか、Google で配信されません」が続くことになる。
WordPressの自動リダイレクト機能を止める
WordPressの自動リダイレクト機能を止めるには、function.phpに下のコードを追加する。
function remove_redirect_guess_404_permalink( $redirect_url ) {
if ( is_404() )
return false;
return $redirect_url;
}
add_filter( 'redirect_canonical', 'remove_redirect_guess_404_permalink' );
これで、しばらく様子を見てみよう。
これで「ページにリダイレクトがあります。これらのページはインデックス登録されていないか、Google で配信されません」の警告が減ればいいんだけど。
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